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令和は子育てしにくいのか?超主観で0歳1ヶ月児の育児を振り返る【都内在住アラサー夫婦】

妊娠・出産・育児
この記事を書いた人

旦那の影響でライオンズファンになり、現在はベルーナドームへのアクセスを優先して西武沿線に住んでいるOLです。
現地観戦大好き!ベルーナドーム情報や野球観戦に役立つ情報、遠征日記を中心に発信します。
2024年3月に第一子を出産。子連れの野球観戦も挑戦予定!

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筆者は令和6年3月に第一子を出産し絶賛育児中のアラサーOLです。子育ては想像をしていたとおり大変で、初めての連続にてんやわんやしている日々です。

ですが、ふと思うのです。

子育て、思ったよりもできるぞ。楽しいぞ。」と。

今回はこんな超少子高齢化の時代の日本であっても、令和は楽しく子育てができそうだな?と超楽観的に思えた理由をまとめます。今の私の気持ちをただただ書き連ねた記事ですが、これから育児をされる方の漠然とした不安に寄り添えたら幸いです。

この記事でわかること
・令和6年出産における共働き夫婦の出費と収入の内訳が分かる
・令和で理解が広まっている「無痛分娩」「産後ケア」を利用した感想が分かる
・子育て世帯におすすめの優秀な家電が分かる

前提として私のステータスを先に提示しておきます。

  • 東京都23区内在住
  • 夫31歳、妻29歳のアラサー夫婦
  • 夫は公務員。妻はIT企業の正社員。
  • 今回の出産は第一子で子育て経験ゼロ
  • 里帰りなし。実家(遠方)・義実家のサポートなし。
  • 出産は都内の大学病院。無痛分娩を選択。
  • 通いたい保育園があるのであえて夫婦で約1年間の育休取得予定

珍しい点は夫も約1年間の育休を取得できることですね。

【経済】分娩費用と3~4ヶ月分の生活費の貯蓄が必要

この記事を読んでいる方が一番気になるであろうお金のことから。この章はいきなりですがネガティブ要素強めです。

結論、分娩費用と3~4ヶ月分の生活費分の貯蓄を用意していないと生活が厳しくなるだろうと感じました。なぜなら出費と収入のタイミングが大きくずれているからです。あとシンプルに出費がかさみます。

【出費①】分娩・入院費用

私の場合、分娩と産後入院の自己負担額は、出産一時金の50万円を差し引いて約50万円でした。

たっか。夫と折半して一人25万円。冬のボーナス半分以上持ってかれた。

都内の大学病院+無痛分娩の出費はえげつないです。この出費が無収入の中にくるのでインパクト大きいです。

【出費②】赤ちゃんを迎えるための準備費用

オムツにミルク、哺乳瓶に新生児服といった必須のアイテムはもちろん、ベビーモニターやミルクウォーマー、スワドルといった便利グッズをそろえると10万円ほどかかってしまいました。

内訳は必須アイテムが約2万円、便利グッズが約8万円です。中にはこれは買わなくてよかったなというものもありますが、一番高額なベビーモニターは買ってよかったものNo.1アイテムなので、ある程度は勉強代と思って出費して育児を楽にするというのが私たち夫婦には合っているようです。

【収入】産後1ヶ月時点でもらえたお金は出産育児一時金のみ

産後1ヶ月経過時点で給付されたお金は出産育児一時金の50万円のみです。このお金は出産費用で消えています。

そのため、産休に入ってから産後1カ月までの約3ヶ月間の収入はほぼゼロです。

協会けんぽからもらえる出産手当金と、雇用保険からもらえる育児休業給付金は産後1ヶ月経過時点ではもらえませんでした。

私がもらう予定の出産手当金と育児休業給付金の金額

2023年の年収が約500万円、2024年2月から産休に入る私の出産手当金と育児休業給付金の金額をざっくり計算した結果がこちらです。

出産手当金(対象期間は2023年2月~5月)・・・約70万円

育児休業給付金(対象期間は2023年5月~2025年3月と仮定)・・・210万円(仮)

合計・・・約280万円(仮)

【医療】無痛分娩のおかげで想像以上に元気

冒頭でも書いたとおり、私は初産で無痛分娩を選択しました。初産婦は経産婦に比べて陣痛から出産までの時間がかかる傾向にあります。また、無痛分娩は感覚が鈍くなることもあり、さらに時間がかかる傾向にあると言われています。

ですが、私は無痛分娩で体の緊張が抜けたこともあったのか、陣痛開始から約6時間スピード出産で終えることができました。

出産は個人差がとても大きいので何とも言えませんが、私の場合は無痛分娩のおかげで出産時の身体にかかるダメージを減らすことができたのではないかと思っています。

とはいえ会陰切開はしたので麻酔が切れたあとはめちゃくちゃ痛かったんですけどね。

【自治体事業】産後ケア利用により産後うつを回避

産後はホルモンの影響でメンタルが落ち込みやすく産後うつになりやすい、という知識はあったものの、こんなに不安に襲われるとは思いませんでした。

「これから我が子にどんなことが起こるんだろう」「我が子の命に関わるような事故を起こしてしまわないだろうか」「障がいが出てしまったら心から子供を愛せるだろうか」と先が見えない育児に対してとにかく不安になりました。Youtubeで発達障がいや知的障がいについての動画を見て泣いてしまうこともありました。

そんな中、私の精神を支えてくれたのは産後ケアでお世話になった助産院でした。

ショートステイで助産師さんに相談し放題

産後ケアとは産後のママと赤ちゃんをサポートする事業やサービスです。一般的に滞在型のショートステイ、日帰りのデイケア、助産師による訪問ケアなどがあります。多くの自治体がこれらの産後ケアサービスに対し補助金を出してくれており、利用者は少額の自己負担でサービスを利用することができます。

私は区の助成で助産院のショートステイを一泊二日で利用しました。

その助産院は完全個室でしたので、周りと時間を気にせず助産師さんに育児の相談ができることが本当に助かりました。産後入院中は忙しそうにしている助産師さんに遠慮して必要最低限の質問しかできなかったので、助産師さんに思いつくままに話を聞いてもらえる環境が産後のメンタルには有効で最高の薬でした。

提供された食事はどれもとてもおいしく、食事中は赤ちゃんを預かってくれたので久々に一人でゆっくりと食事を楽しむことができたのもうれしかった~

産後ケアの利用申請は妊娠中に!

「産後ケアなんて大げさな...」と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、妊娠中に自治体の産後ケア事業の利用申請だけはどんな妊婦さんも出産前にするべきだと思います。というのも、利用申請から自治体の承諾を受けるにはある程度の時間がかかってしまうからです。育児がしんどくなって、いざ産後ケアを利用したい!と思ってから申請をするのでは遅すぎるのです。

申請するだけしておいて実際は必要なかったから利用しない、でももちろんいいのです。自分は産後うつにもなってないし、利用してはいけないんじゃないかと思う必要だってありません。産後うつになったり体調を崩す前に頼れるものはどんどん頼っていくべきです。

【育休】「男も育休を取る」風潮に感謝

私たち夫婦にとって「夫が妻と同じく1年間育休を取得し育児と家事を2人でする」ことが、一番育児のハードルを下げてくれており、メンタルの安定にもつながっています。

産後1ヶ月間は、24時間いつでも動ける大人2人がいてやっと家事と育児が両立できていました

思い返せば退院後1週間ほどは夫が家事をほとんどやってくれていたような気がします。多いときは30分おきに授乳+産後のボロボロの体+まとまった睡眠が取れないという三重苦だったので、家事はおろか外出もままなりません。夫が必要なものを買い出しに行き、料理、洗濯、掃除をカバーしてくれたおかげでなんとか人間の生活が成り立っていました。

家庭によっては育休中は夫がただの休暇と変わらない生活を送ってしまい、居ないほうがマシという意見もあるようなので、育休に入る前の夫婦のすり合わせが大切ですね。

【モノ】家事は家電が代行してくれる

私たち夫婦はともに一人暮らしを経験していますが、とりわけ家事が得意・好きというわけではありません。出産前から家庭での時間を大切にする目的で時間を節約できる家電には投資していました。結果、この投資が育児にも役立っています

育児を初めて特に助かった投資家電は「ドラム型洗濯機」「食洗器」「ロボット掃除機」の3つです。

ドラム型洗濯機は洗濯から乾燥までやってくれるので、洗濯物を干す手間が省けます。

食洗器は煩わしい食器洗いを代行してくれるので、自炊のハードルを下げてくれます。

ロボット掃除機は外出している間に掃除機+水拭きをしてくれるので、清潔な部屋を楽に維持できます。

このように高性能な家電で可能な限り家事を省力化すると浮いた時間を育児に投下できるので、家電に投資をするのはかなりおすすめです!

我が家のドラム型洗濯機↓ 洗剤&柔軟剤自動投入機能が神すぎる。乾燥後の糸くずのお手入れも簡単。

食洗器はパナソニック一強↓ 80℃すすぎ機能が頑固な汚れにも効くらしい。

ロボット掃除機↓ 今は水拭きモップ自動洗浄とか多機能だけど、自動ゴミ収集と水拭き機能があれば個人的には十分だと思う。パーツ多いと手入れ大変。

【結論】令和は子育てはしやすいけど準備必須

この記事のテーマである「令和は子育てがしやすいのか?」という問いに対し、私なりの結論は「制度の充実と時代の流れから子育てはしやすいけどお金負担は大きい」です。

無痛分娩で出産の身体的、心理的ハードルを緩和することを選択できます。

超少子高齢化社会の日本では何とか子供を増やそうと、各自治体が独自の事業を展開しています。本当に少子化を止めたいのか疑問だらけのムーブをかます国をよそに、私の住む東京都と区は子育て世帯に寄り添ってくれています。(東京都は合計15万円相当のギフト(赤ちゃんファースト)が利用できるし、練馬区は産後ケアを拡充してくれている)

「男も育休を取る」という時代の流れもありがたい。平成にはこのような風潮はかなり少数派だったでしょう。「イクメン」なんて言葉が流行した時代ですし

家事も乾燥機能付き洗濯機やロボット掃除機といった便利家電を駆使すればかなり省力化できます。

現時点で唯一不満があるのは経済面です。様々なものが値上げラッシュの中、昨年までの給料がベースで計算された出産手当金と育休給付金で生活していかなければなりません。これに関しては「自炊を積極的に行う」「電気料金等固定費を見直す」ことで支出を最大限減らす予定です。

令和は平成に比べて、時代とともに選択肢が増えたことで「自分がしたい出産・育児」がしやすい環境だと思います。そのためにはやはりお金が必要になります。妊娠前からコツコツと貯蓄をしておくことが何よりも大切ですね。

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