せっかく現地で野球を見るのであれば、選手を間近で見て応援したい...!と思う方も多いでしょう。各ベンチ、記者席の隣に位置するフィールドビューの座席は全国の球場でどこでも大人気!
ではベルーナドームのフィールドビューではどのような座席なのでしょうか?
今回は2023年5月14日、埼玉西武ライオンズ VS 東北楽天ゴールデンイーグルスの試合を3塁側フィールドビューフロントで見てきたので、こちらの席からのビューや、特徴をまとめました。
これからチケットを購入される方の参考になれれば幸いです。
・フィールドビューフロントのメリット、デメリットが分かる
・フィールドビューフロントの座席の価格が分かる
フィールドビューフロントからのビュー
早速フィールドビューフロントからのビューをご紹介します!
グラウンドに近くて迫力満点
ベルーナドームの中でグラウンドに一番近い席の一つのため、迫力もピカイチ。今回は3塁側だったので、サードの守備の選手を一番近く見ることができます。バッターボックスはネット裏エリアや内野SS席のほうが近くで見られます。
塁審、コーチャー、投球練習の選手で視界が遮られることがある
これがフィールドビューフロント最大のネックポイントかもしれません。その時のゲーム展開によっては3塁のコーチャーと塁審の立ち位置が変わるので、ピッチャーとバッターが隠れてしまいます。
ピッチャーの投球練習につきあう選手も近くにくるので、うれしいのですがバッターに被るということも...笑
これは選手が近い故のトレードオフですね。
外野は遠い
かなり内野寄りの席なので外野は遠いです。ビジョンが見づらいということはありませんでした。
フィールドビューフロントのメリット
次にフィールドビューフロントに実際座って分かったメリットを挙げていきます。
試合開始前の練習時間がご褒美タイム
試合開始の1時間前くらいからライオンズの選手たちが軽いアップ運動を開始するのですが、かなり近くで見ることができます。
フィールドビューフロントの席の日は、ぜひ早めに着席することをおすすめします!
マスコットとの交流チャンスが圧倒的に多い
とにかくレオとライナがフィールドビューエリアに頻繁に来てくれます。レオとライナが好きな人や子どもにはたまらない席です。試合開始前から近くをうろうろしてくれるので、一番前だとファンサももらえやすいです。
リリーフの出退勤時の近さがエグい
リリーフ陣は試合開始後にベンチの裏からブルペンに向かうのですが、その時の通り道がフィールドビューエリアの真ん前なんです。
今回の写真は試合後の退勤時の写真ですが、試合開始後頻繁に選手が目の前を行き来してくれます。
ベルーナドームでリリーフ陣を堪能できる席といえばブルペンかぶりつきシートがありますが、瞬間的な近さでいうとフィールドビューフロントのほうが近いかもと思わせるほどです。
ヒーローインタビューが近い
ベルーナドームではヒーローインタビューがベンチの前で行われます。そのためフィールドビューフロントからでもかなり近く選手を見ることができます。
おそらくライオンズのヒーローインタビューのベスト座席はコカ・コーラ ダグアウトトップシートですが、フィールドビューフロントも十分肉眼で楽しむことができます。
また、ヒーローの選手はインタビュー後にライオンズファンが待つレフトスタンドへ挨拶に行きますので、目の前を通ってくれます。
足元のゆとりは十分
一番前の席ということもあって、足元のスペースは十分あります。荷物が多くても安心です。
フィールドビューフロントのデメリット
次にフィールドビューフロントで注意したいポイントを挙げていきます。
球審とコーチャーの妨げがある
ビューの章でも挙げましたが、ゲーム展開に合わせて審判とコーチャーがピッチャーとバッターに被ります。常に被ってしまうということはないのですが、邪魔だなぁと感じてしまうときもあります。
トイレまでの距離が遠い
グラウンドにとても近い席になので、グルメの店舗やトイレは他の席よりもどうしても距離があります。トイレはネット裏エリアの隣にあるグルメゾーンのL’s Kitchenの奥にあります。
歩いて3分もかからない距離にありますが、階段をそれなりに上らなければいけない、かつ、攻守入れ替えのタイミングであれば人が並んでいることも多いので、ギリギリまで我慢するのではなく、余裕があるタイミングで行っておくと安心です。
グルメは席に向かう途中で購入が吉
フロントビューフロントから外周グルメへ行こうとすると、とてつもない階段のアップダウンを乗り越えないといけません。そのため、外周グルメを食べたい場合は、席に向かう途中で購入をしておきましょう。
最近の私のおすすめはグリーンフォレストカフェのピクニックボックスです。写真映えする盛り付けですが、入っているおかずもバラエティがあり、何より値段(大体1,000円前後)の割にボリューミーでこれ1つで満足できます。
フィールドビューエリアに入るときはチケット提示が必要
フィールドビューエリアはネット裏エリアと同じく、エリアに入るときはチケットの提示が必要です。そのためトイレに行くとき等席を離れる時は必ずチケットを携帯しましょう。電子チケットの場合、通信状況によっては上手く表示ができなくなる可能性が高いので、事前にスクリーンショットを取っておくと安心です。
夏はおそらく過酷な暑さ
私は猛暑日にこの席に座ったことがないので確証がないのですが、グラウンドに近い席で風のとおりも少ない席なので、真夏日はかなり堪える暑さが予想されます。
ベルーナドームはクーラーがないドームなので、暑さ対策は全ての席で行う必要があるのですが、風のとおりが悪い席は特に注意が必要です。
同じくグラウンドに近いブルペンかぶりつきシートに真夏日に座ったときは熱中症になりかけたことがあります。夏にこちらの席で観戦をする場合は十分な対策を行いましょう。
フィールドビューフロントの価格
ベルーナドームは試合日ごとにチケット価格が変動する「フレックスプライス制」を導入しています。
チケットが高い日順に「スーパープレミアム」「プレミアム」「スタンダード」「バリュー」です。
それぞれの価格はこちらの表のとおりです。
ファンクラブ | 一般 | |||
---|---|---|---|---|
前売 | 当日 | 前売 | 当日 | |
スーパープレミアム | 7,800 | 8,000 | 8,400 | 8,600 |
プレミアム | 7,000 | 7,200 | 7,600 | 7,800 |
スタンダード | 6,500 | 6,700 | 7,100 | 7,300 |
バリュー | 6,000 | 6,200 | 6,600 | 6,800 |
まとめ
以上がベルーナドームのフィールドビューフロントのレビューでした!
選手とマスコットが近いことが最大のメリット!試合の見やすさはイマイチ。
試合前の選手のアップ時間が見ごたえあり!シャッターチャンスなので開場と同時にドームに入場した方がいい。
トイレやグルメ店舗との距離は遠い。早め早めのトイレ休憩を入れたり、グルメは試合前にまとめ買いをするなどの工夫が必要