先日、1歳の息子を連れて親子3人でベルーナドームのフィールドビューソファに座って野球観戦をしました!
普段は子連れの味方、「獅子ビル」に近い外野A席に座っているの我が家ですが、獅子ビルから遠いフィールドビューソファでも子連れ野球観戦は楽しめるのか?良かったポイント、微妙だったポイントを詳しくレポしていきます!
・子連れでフィールドビューソファに座った場合のメリット、デメリットが分かる
・子連れでベルーナドームへ野球観戦するときのおすすめ席が分かる
フィールドビューソファとは

ベルーナドームのフィールドビューソファは、グラウンドに一番近いと言えるフィールドビューエリアにある席の1つです。

フィールドビューエリアの中でも座席の位置は一番後ろですが、それでもかなりグラウンドに近く、迫力は申し分ありません。


そしてなんといっても広々としたソファにどっかりと座れるのが最大の魅力ですね。

デートでフィールドビューソファに座ったときのレビューを過去にしていますので、よろしければこちらもどうぞ↓
良かったポイント
それではこれからは、1歳児と親子3人でフィールドビューソファに座った際に良かったポイントを挙げていきます。
子供がソファの上でのびのび動ける

二人掛けのソファ席で1席1席の仕切りが無いので、子供が動きやすそうでした。
普通の内野席や外野席で小さな子供を連れて観戦をすると、子供の場所は自動的に親の膝上に固定されます。ずっとその体勢でいるのは親・子ともに負担がかかってしまいますよね。
フィールドビューソファは両親が座っている間に小さい子供を座らせるくらいのゆとりがありますし、親の膝上で寝転がることもできます。子供に窮屈な思いをさせることがないのが良かったです!
ソファが1台ずつ独立しているので子連れでも気楽

フィールドビューソファは1塁側と3塁側でそれぞれ8席設置されています。写真のように1席1席がしっかり独立しているので、子供が周囲の席の人に手を出すリスクが低く、迷惑がかかりにくいです。そのため、親のメンタル的にも非常に気楽です。
足元が広々としているので荷物が多くても安心

フィールドビューソファは足置き場があり、これがとってもいい荷物置き場になります。
普通の内野席、外野席ですと自席の真下にカバンを置くので、荷物を取り出したいときは面倒なのですが、これは体を屈めばすぐカバンにアクセスできるので、荷物の出し入れが激しい子連れお出かけにはうれしい仕様です。
グラウンドに近いので短い滞在時間でも満足度が上がる

グラウンドが目の前にあるフィールドビューエリア。特にライオンズのホーム側である3塁側の場合は、パフォーマーやマスコットキャラが近くに来てくれるので、子供の都合で球場に滞在できる時間が短くても、満足しやすい座席となっています。

ライオンズが勝利すると、ヒーローインタビューをかなり近い場所で見ることができます!
グルメのモバイルオーダーが可能

グラウンドに近い座席ということは、飲食店が立ち並ぶメインコンコースには遠いということ。
ネット裏エリアと内野席の境界にある「L's Kitchen CENTRAL」や「L's kitchen CAFE&DESSERT」は近いので買いに行きやすいですが、ラインナップがどうしても限られてしまうので、「今の気分に合うメニューが無いなぁ」なんてこともあるかと思います。
そんなときに便利なのが、モバイルオーダー。簡単に言うと球場内限定の〇ber Eatsです。
オーダーできるお店はこちらのページから確認できます。ポテトや唐揚げといった定番から、カレーや埼玉ならではのわらじカツも!「おうちでライオンズグルメ」は冷凍食品でテイクアウト専用です。すぐ食べることはできませんので注意です!
フィールドウォークにすぐ入場できる

ベルーナドームでは、試合後のグラウンドを誰でも自由に歩くことができる「フィールドウォーク」というイベントを、基本的に毎試合後実施しています。
フィールドウォークの入場口は大きく2つあります。①バックスクリーン裏と②フィールドビューエリアです。
フィールドビューエリアに座っている人は、優先的に入場を案内されることがあります(毎回ではないかもしれないですが、私たち家族が行った日はフィールドビューエリアに座っている人から入場が案内されました)。
とても人気のイベントなので、スムーズに体験できるのはありがたいですね。
微妙だったポイント
では次に微妙だったポイントを挙げていきます。
一番近いトイレが混雑しやすい
フィールドビューソファから一番近いトイレは、「L's Kitchen Quick&Go」があるフロアにあります。

このトイレがまぁ混みます。すごく混みます。
ネット裏エリアに座っている人、内野席A,S,SSに座っている人、内野のグループ席に座っている人達の多くはこのトイレが最寄りです。また、飲食店が階段の上り下りをすれば4店舗もあるので、さらに人が集まりやすいエリアなのです。
このトイレは個室数が多いので回転率も高めですが、女性トイレは混雑時に並ぶと、打者3人が凡退してしまったイニングの3アウト分の時間がつぶれてしまうと思った方がいいでしょう。
一番近い授乳室が1室しかない
先ほどのトイレのあるフロアには授乳室もあります。

授乳室が近くにあるのはありがたいのですが、1塁側・3塁側それぞれに1室しか設置されていないので、誰かが使っていれば待たなければいけません。
乳児連れの場合、すぐに授乳しないと赤ちゃんがぐずってしまう、そんな場面もありますよね。そんな時に限って近くの授乳室が空いていないとなると、空いている他の授乳室を探さなければいけません。
1塁側・3塁側どちらかの授乳室が空いていればネット裏エリアを突っ切れば行けますが、もし両方空いていなかった場合はレフト外野席に近い獅子ビルに行かざるを得ません。

ネット裏エリアにほど近い場所からレフト外野席まで歩くのは結構大変!赤ちゃんを抱っこしながらだとなおさらです。
一番近い授乳室がちょっと残念
近い授乳室が1室しかない、というのも不安なポイントなのですが、授乳室の中にも少し触れておきます。
「L's Kitchen Quick&Go」の店舗奥にある授乳室の室内はこんな感じです↓



授乳用の椅子、上の子や同伴者がいっしょに座れる椅子、ミルクを作れる洗い場、電子レンジ、おむつ替え台、おむつ用ゴミ箱と設備は十分です。
...が、なんというか、その、ちょっと汚い。授乳室を準備してくれるだけありがたいし、文句は言いたくないんですが、古さを感じてしまいます。
獅子ビルの授乳室が新しくてとてもきれいなので、どうしても比べてしまいます。

座席に戻るたびにチケットの提示が必要
フィールドビューエリアに再入場するたびにチケットの提示が必要です。そのため、トイレに行ったりグルメを買いに行ったりと席を立って戻るたびにチケットの提示をしなければいけません。
子供を抱っこしていたり、手を繋いでカバンや買ったグルメを持っていると両手がふさがってしまうので、チケットを提示するのがけっこう大変。
しかもベルーナドームは電波が入りづらいこともあるので、電子チケットの場合はアプリを立ち上げてチケットを提示すると時間がかかってしまうことも。
電子チケットの場合は事前にスクリーンショットを撮っておくと焦らずに済むのでおすすめです。
紙チケットの場合は首から下げておけるチケットホルダーを活用するといいでしょう。容量が大きいサコッシュタイプならスマホも入れられるので、電子チケット派にもおすすめです!
子連れはやっぱり獅子ビル近くが最強
1歳児といっしょにフィールドビューソファに座った率直な感想は、小さい子供を連れた観戦ならやっぱり獅子ビル近くの座席が私たち家族には合っているな、でした。
フィールドビューソファはソファで座席の位置も申し分なく親も大満足できる座席なのですが、授乳室の部屋数や移動のしやすさ、子供がぐずったときにすぐ逃げ込める場所が近くにある安心感という点では、獅子ビルが近いレフト側外野A席や3塁側内野C席の方が気楽です。
息子がもう少し大きくなったら(5歳くらい?)フィールドビューソファは最高かもしれません。
まとめ
フィールドビューソファはリビングにいる感覚でリラックスしながらも、グラウンドにとても近い場所で迫力満点の野球観戦ができるとても魅力的な座席です。
親子ともに楽しく過ごすことができましたが、一番近いトイレが混雑しやすかったり、近くの授乳室が1室しかなかったり、子供向けの設備が充実している獅子ビルからはかなり遠かったりと、設備面はあまり子連れに向かないな~と感じました。
子供を連れての野球観戦、何を目的に楽しむかによっておすすめの座席は変わりますが、フィールドビューソファは初めての子連れ観戦の座席としてはあまりおすすめはできません。初めての子連れ観戦であれば獅子ビルが近いレフト側外野A席や、3塁側内野C席を取ると安心です。
「何度かベルーナドームで子供を連れて観戦をしていて、たまには気分を変えたい!」という人には、フィールドビューソファはとても良い選択肢です!
フィールドビューソファに親子で座って良かったところ
・子供がソファの上でのびのび動ける
・ソファが1台ずつ独立しているので子連れでも気楽
・足元が広々としているので荷物が多くても安心
・グラウンドに近いので短い滞在時間でも満足度が上がる
・グルメのモバイルオーダーが可能
・フィールドウォークにすぐ入場できる
フィールドビューソファに親子で座って微妙だったところ
・一番近いトイレが混雑しやすい
・一番近い授乳室が1室しかない
・一番近い授乳室がちょっと残念
・座席に戻るたびにチケットの提示が必要