今日、野球観戦はネットでの中継配信も普及し、球場に行かなくても手軽に楽しめるようになりました。
しかし、野球観戦が趣味ならば球場現地での観戦は醍醐味といえます。最近は球場を改装・新設するところも増え、球場はより便利に、より楽しい場所へと進化しています。
今回は、球場での現地観戦を楽しみたいけれどなるべくお金は節約したい!そんな方向けに、埼玉西武ライオンズ戦のチケットを安く購入できる方法をまとめました。それぞれのサービスのメリット、デメリット含めて解説します。
・購入方法別のメリット、デメリットが分かる
公式サイトで割引されるチケットを購入する
メリット
- 公式サイトなので一番安心かつ確実に購入できる
- 座席を指定してチケットを購入できる
- 割引価格で購入しても、座席変更が可能(遅割は対象外)
- チケット購入で「Lポイント」が貯まる(ファンクラブ会員限定)
デメリット
- 割引対象の試合が限定される
- 割引対象の座席が限られる
- ファンクラブ会員でないと利用できない割引がある
- オンラインサイトでしか購入できない
公式サイトを利用する魅力は何といっても安心安全であること。
公式サイトで販売されているチケットはすべて定価なのでは?と思われがちですが、実は割引される仕組みがあるんです!
ただし、すべての試合が割引対象になっているかというともちろんそんなことはありません。毎月、割引対象試合が公式から発表されますので、逐一公式の情報を確認する必要があります。
平日ナイター試合の「遅割チケット」
「遅割チケット」は主に平日のナイター試合が対象です。試合当日に試合開始の1時間後~2時間後までの1時間限定で、定価の半額でチケットを購入することができます。
仕事終わりのタイミングで購入できたらかなりお得ですよね。
注意点はその日のチケットが完売していたら半額チケットはもちろん購入できないということ。また、割引対象の座席の席種も限定されています。
詳細はライオンズ公式サイトをチェックしましょう。
ファンクラブ会員におすすめ「チケット半額Lポイント交換キャンペーン」
続いてはライオンズのファンクラブ会員だけが利用できる割引チケットです。ファンクラブ会員になると、チケット購入やグッズの購入、さらにベルーナドーム内での飲食店で購入するたびに「Lポイント」を貯めることができます。
通常のチケットを購入するときにもLポイントで交換することができますが、「チケット半額Lポイント交換」対象試合では、チケット価格の半額のLポイントでチケットを購入することができます。チケット価格が4,000円するチケットを、2,000Lポイントで交換できるということですね。
Lポイントは球場に行けば行くほど貯まりやすいので、現地観戦がお好きな方には大変ぴったりな割引サービスですね。
さらにうれしいのは、試合当日に座席に空きがあれば入場後でも座席の変更が可能ということ!
こんなことは言いたくないのですが、現地観戦ってどうしても周囲の人ガチャがあるんですよね...。もちろん不快な思いをすることの方が圧倒的に少ないですが。
「高額なチケット代を払っても周りの人にマナーが悪い人がいたら嫌だなぁ...」と現地観戦に躊躇されている方でもこの座席変更システムがあれば安心ですね!
詳細はライオンズ公式サイトをチェックしてください。
公式リセールサービスで購入する
メリット
- 球団公式のリセールサービスなので転売チケットのリスクがない
- 不当なチケットの価格つり上げができない仕組みになっている
- 売買における金銭のやりとりはサービス事業者が仲介してくれるので安心
- シーズンシートや企業用シートなど一般では座れない座席が出品されていることがある
デメリット
- チケット購入後の座席変更ができない
- チケット出品価格の下限が定められている
- 購入時にチケット価格とは別に手数料が発生する
- 紙チケットの発送方法によっては相手方に住所を開示しなければならない
ライオンズでは公式のチケットリセールサービスが2つあります。「ライオンズチケットのリセールサービス」と「チケット流通サービス(チケ流)」です。
2つのサービスを徹底比較した記事がありますので、詳しい違いはぜひ下記の記事を参考にしてください!
どちらもライオンズ公式のサービスなので不当な転売チケットには遭遇しないというのが一番のメリットと言えます。出品価格の上限・下限は定められており、下限価格は両サービスとも500円となっています。500円を下回る価格のチケットは出品されていません。(500円の時点で相当安いですけどね)
ライオンズチケットリセール
ライオンズチケットはリセールサービスだけでなく、通常の購入ももちろん可能なチケット用オンラインサイトです。
ライオンズチケット内のリセールサービスは電子チケット(QRチケット)のみ可能で、購入時の決済方法はクレジットカードのみというシンプルな仕組みです。
電子チケットなので紙チケットのやり取りもなく、名前を含めた個人情報の開示もないので安心です。
さらに購入したチケットにはグッズ・お弁当購入のオプションや駐車場利用券等を追加で購入することができるので、使い勝手の幅は広いといえるでしょう。
チケット流通サービス(チケ流)
チケット流通センター(チケ流)は、野球のチケットだけではなく音楽ライブや舞台など様々なチケットの売買を仲介するプラットフォームです。
チケ流は、ライオンズだけでなく他の球団も公式リセールサービスでタッグを組んでいるので、ビジター試合でも安心してリセールのチケットを購入することが可能です。
また、決済方法が豊富なのでクレジットカードを持っていない方でも購入できます。
チケ流はライオンズチケットと異なり紙チケットの出品ができます。単純に出品されるチケットの数が増え、さらには個人や企業が購入しているシーズンシートのチケットが出回っています。シーズンシートはネット裏エリアの席もあるので、貴重なネット裏エリアの席をお得に体験できるチャンスでもあります!
一般的な売買サイトを使う
メリット
- 売買における金銭のやりとりはサービス事業者が仲介してくれるので安心
- チケット価格の下限が定められていないのでより安いチケットが購入できる可能性がある
- 決済方法が豊富
デメリット
- 球団公式のリセールサービスではない
- 不当な転売のチケットが潜んでいるリスクがある
- 紙チケットの発送方法によっては相手方に住所を開示しなければならない
- 購入時にチケット価格とは別に手数料が発生する
チケジャム
チケジャムは先ほどご紹介したチケット流通センターと同様のチケット売買の総合プラットフォームです。
チケジャムはライオンズの公式リセールサービスではありませんが、チケット売買の大手サイトです。スポーツチームの協賛にも取り組んでおり、運営元は信頼できる企業と言えるでしょう。
出品されるチケットの価格設定に下限がないので、公式リセールサービスよりも安くチケットを購入できる可能性が高いです。とにかく安くチケットを手に入れたいのであればチケジャムは有力候補でしょう。
一方、球団公式ではない故に、「このチケットって出品していいの?」と首をかしげてしまいそうなチケットが出品されているリスクがあります。
例えば招待券。公式リセールサービスは招待券の出品はできないようになっているのですが、チケジャムでは招待券の出品を見かけました。招待券って基本無料なので、転売すると営利目的として解釈されないか、グレーゾーンではないでしょうか...。
チケジャムの運営はチケット不正転売禁止法に基づき、不当転売を禁止行為として定めていますが、最終的には自分の目で出品されたチケットをしっかりと確認する必要があります。
まとめ
埼玉西武ライオンズ戦のチケットを安く購入する方法は下記の通りです。
- ライオンズチケットで「遅割チケット」を買う
- ライオンズチケットで「チケット半額Lポイント交換キャンペーン」を使う
- ライオンズチケットのリセールサービス(電子チケット限定)を使う
- チケット流通センターで出品されたチケットを買う
- チケジャムで出品されたチケットを買う
公式の割引サービスが一番安心ではありますが、対象試合が限られていたり、ファンクラブ会員にしか使えない制度もあるので、人によっては使いたくても使えないということもあるでしょう。
そういう場合はリセールサービスをチェックしましょう!掘り出しモノのチケットが見つかるかもしれません。