2023年に北海道日本ハムファイターズの新たな本拠地として開業したエスコンフィールド北海道。
この野球場にはアジア初の「球場に泊まれるホテル」があります。その名も「タワーイレブンホテル」
日本で唯一無二の「野球観戦×ホテルステイ」は、野球ファンはもちろん旅行好きにも大変おすすめな体験です。今回はホテルでの宿泊レポを中心に、宿泊者だけが見ることができる景色や見どころも紹介していきます。
・タワーイレブンホテル宿泊者しか見れない・体験できないことが分かる
・タワーイレブンホテルのアメニティ、サービスが分かる
ホテルの部屋から見える野球場のグラウンド
今回宿泊したのはfield viewの「BASABALL ART」というお部屋。タワーイレブンホテルには、部屋から球場を見ることができる「field view」と、部屋から球場は見れないが専用のテラスエリアから球場を見ることができる「mounten view」の2種類の部屋があります。
予約時はfield viewのお部屋のジャンルのみ選択し、どのコンセプトのお部屋に宿泊できるかは当日のお楽しみ。
部屋のドアを開けるとまず目に飛び込んでくるのは大きな窓とエスコンフィールドの内部。
ウキウキする心のまま、さっそく外のベランダへ。
試合前はファイターズの練習が見学できました。一般的な開場時間だとホームチームの試合前練習は見学できないことが多いので、ちょっと得した気分です。外野周辺には投手がストレッチやアップをしていましたよ。
ライオンズの試合前練習もばっちり見学できました!選手の顔は見えませんが背番号ははっきり見えたので、誰がどこにいるかは把握できました。
iPhoneのパノラマ撮影をするとこんな感じ。ビジョンが目の高さにあって見やすい!ベランダのチェアに座るとガラス越しでの観戦になりますが、ガラスがあるなんてわからないくらいクリアな視認性です。
高さは3階席「STAR LEVEL」と同じくらいです。それなりにグラウンドとの距離は感じますがグラウンド全体を見渡せるので野球は見やすかったです。
デメリットを挙げるとレフトの守備位置がホテルの真下なので完全に死角になって見えない点です。
レフトに打球が飛ぶと、ヒットなのかアウトなのかがすぐ分からないです。マツダスタジアムのビジターパフォーマンス席を思い出しました。
この日はファイターズのサヨナラ勝ちでヒーローインタビュー前にライトアップもありました。客席のスマホライトやペンライトがキラキラ輝いてとってもきれいでした!
エスコンフィールドは天候によって屋根が開閉する仕組みで、この日は屋根が閉まっていましたが、屋根が開くルーフオープンの日は空が近そうで気持ちよいだろうなぁと思いました。
プライベート感たっぷりのベランダで優雅な野球観戦
ベランダには人気アウトドアブランド「THE NORTH FACE」のキャンプチェアが2つ並んでおり、ゆったり座って観戦できます。
我が家のおチビも座り心地にご満悦の様子でした!笑
隣の部屋のテラスとは大人の背丈ほどの高さの観葉植物が壁になっています。全く姿が見えないわけではありませんが、特に視線は気になりませんでした。声はめちゃくちゃ聞こえますけどね笑
めちゃくちゃ映える写真、撮れちゃいます。
目の前に大きなガラスの壁がありますが、先述したとおり視認性が抜群なのでまったく気になりませんでした。
ホテルのベランダでゆったり座ってエスコンフィールドのグルメを味わいながら野球観戦...今までにないくらいラグジュアリーな観戦体験でした。
球場を見ながら温泉とサウナを楽しむ
タワーイレブンホテルで野球観戦ができるのはお部屋だけではありません。温泉とサウナに入りながら観戦することもできるんです。
タワーイレブンの温泉とサウナはホテルの宿泊者だけでなく一般利用も可能です。ホテルの宿泊者は廊下の非常階段からアクセスできます。
女湯の入り口の前にバスタオルとフェイスタオルがありました。部屋から持ってこなくてもいいのがラクでいいですね~。
脱衣所の前には靴入れ用のロッカーがあります。ロッカーの番号のフォントがファイターズの選手の背番号と一緒ですね!これはちょっとテンションが上がります。
脱衣所の中はロッカーのほかにレンタル水着の自販機(1,000円でレンタルできます)、ドライヤー、コテが置かれた鏡台、ベビーベッドが設置されており広々としていました。
脱衣所の先は2つのエリアに分かれています。水着着用エリアと内湯エリアです。
水着着用エリアはサウナと温泉、屋内バーが楽しめます。内湯エリアは水着を着用せずに温泉が入れる一般的な温浴エリアです。どちらのエリアも大きな窓があるので野球観戦をしながら温泉とサウナが楽しめます。
水着着用エリアは写真撮影可能でした。持ち込んだスマホは専用のロッカーがあるのでサウナや温泉に入っているときでも安心して預けられますよ。
モダンカジュアルな屋内バーです。バーの営業時間はチェックインから21時まででした。ナイターの試合終わりだと営業が終了していることが多そうですね。
アルコール、ソフトドリンク、軽食が中心のメニューです。エスコン人気店舗の「そらとしば」のビールもいただけますね。バーの決済は完全キャッシュレスなのでスマホ決済ができるように設定を忘れずに。
バーを出ると、温泉と水風呂がありました。サウナに入る前に温泉で体を温めることができます。
サウナの中は野球のバットが至る所にディスプレイされたまさに野球場内らしいたたずまいです。
セルフロウリュウもできました。サウナの中はしっかり高温。汗がじわじわ出てきます。
サウナの中からグラウンドを見ると、座る位置によっては柱が邪魔になってしまう場合があります。また全体的に外野は見づらい印象です。
サウナ内には中継を移すモニターが設置されていますので、詳細はこっちでチェック、という感じですね。
サウナから出た後は水風呂に入り、奥の休憩所で一休み。もちろんここからもグラウンドが見渡せます。
コールマンのインフィニティチェアが2台ありました!ここでととのいながら野球観戦なんて最高ですね~!
試合後の方が混雑しない
タワーイレブンの温泉とサウナは試合中に行くのもいいですが、せっかくのお風呂なら混雑を避けてゆっくり入りたい、という方もいらっしゃると思います。
その場合は試合終了後に温泉とサウナに入りましょう。試合中は宿泊者以外の人も入ることができますが、試合終了から24時まではタワーイレブンホテルの宿泊者のみ温泉とサウナに入ることができます。
企業や団体が貸し切っている場合がある
筆者が宿泊したときがそうだったのですが、タワーイレブンホテルの温泉とサウナは企業や団体が貸切ることができます。試合開始の2時間前から試合終了までの時間が貸切られていたので、試合中は温泉とサウナに入ることができませんでした...。
ホテル予約時は「貸し切り営業の可能性がある」とは書かれており、決定されていたわけではないのですが、宿泊する2週間前くらいに貸し切り営業が決定してしまいました。
試合を見ながらサウナに入ることを楽しみにしていたのでちょっと残念でしたが、試合後の静かな球場を見渡しながら入る温泉とサウナも非日常感が味わえたので、これはこれで良かったです。
エスコンフィールドの裏方仕事が見える楽しみ
エスコンフィールドの中に宿泊するということは、試合をしていないときの球場の顔も楽しめるということ。今回の宿泊でエスコンフィールドを支える裏方のお仕事を見られるのがとても新鮮でした!
試合終了から1時間ほどすると、スタッフさんがグラウンドを丁寧に整備していました。内野の土をきれいにならすところから、1塁・3塁のベンチ前にある企業のロゴを書き直したりと「こんなことまでするんだ!」という発見がありました。
このような裏方さんのおかげできれいなグラウンドが維持できているのだなぁと感謝の気持ちが沸き起こります。子供が成長したら、私たちが野球を見れているのはこういう裏方さんのお仕事があるからなんだよと見せてあげたくなりました。
朝起きて、グラウンドを覗くと外野に見慣れない機械が並んでいました。おそらく天然芝に光を当てて成長を促す機械と思われます。
2025年シーズンからエスコンフィールドの内野は人工芝に張り替えられるそうですが、外野は天然芝のままなのでこの光景はまだしばらく見ることができそうです。
野球愛があふれるインテリア
タワーイレブンホテルは部屋ごとにコンセプトが異なり、いずれも野球やファイターズにゆかりのあるものがコンセプトになっています。
今回、我が家が宿泊した部屋は「BASEBALL ART」。ベッドの真上にあるウォールアートは「ファイターズが勝利した後に組む円陣と共に、観衆が歓喜している象徴的なシーン」が表現されているらしいです。マスコットのフレップやポリーちゃんもいっしょにいるのがほほえましいですね。
ハンガー掛けの近くに球場にありそうなネットが立てかけられていました。おしゃれになじんでいます。
ベランダだけでなく、この大きなソファでももちろん野球観戦を楽しむことができます。グルメをしっかり食べたいときやちょっと横になりたいときはこのソファでゆったりするのがおすすめです。
ホテルの廊下は芝が使われており、さながら野球場のグラウンドのよう。随所に球場らしさがあふれる演出にテンションがいちいち上がってしまいます。
ホテルのフロントには、ダルビッシュ有選手と大谷翔平選手のサイングッズが飾られています。いまやメジャーリーグで大活躍中のお二人のサイングッズがこんなに間近で見られるのはけっこう貴重ですよね。
気の利いたアメニティ
ホテルでの宿泊で気になるものと言えばアメニティやサービス。タワーイレブンホテルは気の利いたうれしいものが目白押しでした。
おかわり自由なウェルカムコーヒー
ホテルのフロントに本格的なコーヒーマシンがあり、ウェルカムコーヒーをいただけます。ウェルカムとありますがスタッフさんにお聞きしたところおかわりOKで何杯でもいただけました!コーヒー、カフェラテ、ティーバックの緑茶に紅茶、コーンスープまでそろっていました。
Wolt
エスコンフィールドのグルメをホテルの部屋まで持ってきてくれるフードデリバリーのWoltが使えます。一瞬でも試合から目を離したくない方にはとてもうれしいサービスですね。我が家が宿泊した日は下記の店舗が注文可能でした。
- HOTDOG FUN(シャウエッセンのホットドッグが食べられる店舗)
- ミスタードーナツ
- KAKILAND(日ハムOBの新垣選手が運営するキッチンカー)
- ピザーラエクスプレス
- 天のびろく(餃子)
- コロモアbyサンマルコ(コロッケ)
- 大連餃子基地 DALIAN
- かわむら出汁茶(おにぎり)
- クレイジースパイス(カレー)
- 韓国料理 ラ・サンパ
- 金獅子精肉店(ローストビーフ寿司など)
パナソニックのいいドライヤーとヘアアイロン
個人的に客室のドライヤーってホテルのランクが現れやすいポイントだな~と思っています。タワーイレブンホテルはパナソニックのナノケアのドライヤーと、なんとヘアアイロンが客室にセットで置いてありました。
ヘアアイロンが客室に置いてあるホテルは今回初めてで驚きました。荷物を減らすためにヘアアイロンは家に置いてきたのですごくうれしかったです!
フットマッサージャー
こちらもパナソニック製でした。遠征組にうれしいのはもちろんですが、エスコンフィールドは球場内だけでなく球場の外も店舗や子どもの遊び場が充実しているのでたくさん歩きます。しっかり疲れを癒すことができます!
朝食、夕食サービス(有料)
今回、我が家は朝食、夕食をホテルで注文しませんでしたが、タワーイレブンホテル宿泊者向けのオリジナルメニューを注文することができます。
朝食はFビレッジにある人気パン屋さんの「TruffleBAKERY」のオリジナルメニュー、夕食は「日本ハムフードフードホール」または「TruffleBAKERY」のオリジナルメニューがいただけるそうです。
我が家が宿泊したときはチェックアウトの時間が9時と早めだったこと、「TruffleBAKERY」のパンをすでに食べたことがあったことから、朝食は注文しませんでしたが、「TruffleBAKERY」のパンをまだ食べたことがない方はぜひ朝食を注文することをおすすめします!
まとめ
エスコンフィールドのホテル、「タワーイレブンホテル」は野球ファン、旅行好きならぜひ一度は宿泊してほしいホテルと言えます!
プライベートな空間で大切な人との野球観戦を思い切り楽しむことはもちろん、普段は見れない球場の姿まで思う存分堪能することができます。こんな体験は他の球場では味わうことができません。
なかなか予約が取れない超人気のホテルですが、予約日の受付開始時間にサイトに張り付いて予約を勝ち取ってください!