睡眠の質を向上すれば生活の質が変わる...最近は睡眠時間とともに睡眠の質にも注目が集まっていますよね。
睡眠の質向上の一つの手段に寝具のアップグレードがあります。
筆者は手っ取り早く睡眠の質を向上したかったのでモノに頼ることにして、2年前に3万円という大金を出してブレインスリープピローを購入しました。
ブレインスリープピローを丸2年使用した感想を一言でいうと「睡眠の質の向上は分らんけど枕が目に見えて清潔なのは安心！」ということでした。結果、買って損はしていないかな、という買い物でした。
そんな感じでブレインスリープピローのリアルな使用感想を綴っていきたいと思います。
- ブレインスリープピローを2年間使ったリアルな感想が分かる
- ブレインスリープピローに3万円の価値があるかどうかの参考になる
- ブレインスリープピローがどんな人に向いているのかが分かる
【まず】ブレインスリープピローで睡眠の質向上は体感できなかった
ブレインスリープピローで期待するのはやはり「睡眠の質の向上」。
脳を冷やして、
ブレインスリープピロー公式HP
速く、深く、眠る
特許技術であなただけの枕に
ブレインスリープピロー公式HP
パーソナルフィットを実現した3層９グラデーション構造
抜群の通気性で脳を冷まし、自分の頭に合わせて枕の形が変化するという未来的なコンセプトに、購入前はとても期待していました。
また、慢性的な肩こり＆ストレートネックの解消もわずかに期待していました。
ですが、2年間ブレインスリープピローを使って睡眠の質の向上、肩こり・ストレートネックの解消を体感することは、残念ながらありませんでした。
こんなことを言うと元も子もないのですが、そもそも睡眠の質を感じるって難しい。あえて私がブレインスリープピローで睡眠の質が変わらなかったと感じた理由を書くならば、
- 旅行先のホテルの枕で寝ても、自宅のブレインスリープピローで寝ても、目覚めの良さは変わらなかった
- 日中に筋トレをしたり、寝る前にヨガやストレッチをしたほうが寝つきが良く朝の目覚めが明らかに良い
の2点です。
私の場合、枕を変えるより日中に体を動かしてしまった方が「良い睡眠」を取れるようです。もちろんそれは肩こり・ストレートネックの解消にも当てはまります。
マットレスをニトリの6万円するNスリープに変えたときは腰の負担が変わったことが体感できましたが、枕はなかなか体感が難しいものでした。
いきなりネガキャンで始まってしまいましたが、それでも私はブレインスリープピローを2年使用して買ってよかったと思っています。
その理由は、
- 枕が目に見えて清潔という安心感がある
- 枕がへたっても復元可能で長く使える
の2点です。
枕が目に見えて清潔という安心感がある
いまや丸洗いできる枕は珍しくないですが、洗ってもカビが生えてないか、汚くないか不安になりませんか？あとは単純に枕を洗い忘れていて「そういえば最後に枕を洗ったのっていつだっけ...」となることも。
私がかつてそうでした。枕カバーは毎日替えるけれど枕本体は洗うのを忘れがち。それに枕は十分に乾いているのかが分かりにくいので生乾きでカビが生えていないか心配になることがよくありました。
ブレインスリープピローであればそんな不安とおさらばできます。だって透明な繊維で汚れていたら分かりやすいし、通気性が抜群なので乾くのも早い。シャワーで丸洗いして浴室乾燥機で1時間乾燥すればOK。
さらに縮れた春雨のような本体の素材はポリエチレンなので、そもそもダニ・カビが発生しにくい仕様になっています。
毎日使う枕だからこそお手入れがラクで気を遣わなくていいのはありがたいです。
枕がへたっても復元可能で長く使える
ウレタンや羽毛の枕を使い続けると頭の形に凹んでしまい、寝るときに高さが足りなくて寝にくくなりませんか？枕が自分の頭にフィットしてきたともとらえられそうですが、枕には耐用年数がありよくある綿やウレタン素材の枕は2~3年らしいです。
ブレインスリープはへたりにくい素材であることに加え、45℃～50℃の高熱シャワーをかければ形がふっくら元通りになると商品説明で謳っています。
2年使って実際どうかというと、たしかにへたりにくい。凹んでいるなと思ってもシャワーをぶっかけて乾かせば、完全に復元できるわけではないけれど、気にならない程度にはふっくらしてくれます。
前の章も含めて、ブレインスリープピローは次のメンテナンスまでの期間が長い＆メンテナンス方法がラクというのが、私にとって買って損なしの価値ポイントです。
どちらかというと硬めで高反発、サポート力が強い
ブレインスリープピローは中身がスカスカしているように見えますが、見た目に反して頭にのせると沈み込みすぎることなく程よい反発をして頭をしっかりと支えてくれます。
最初は硬い繊維の感触が少し独特に感じるかもしれませんがすぐに慣れました。
通気性がよく寝汗で不快にならない
ブレインスリープピローのコンセプト、「脳を冷やす」は、確かにこの枕で実現できているかもしれないと体感できます。
というのも、ブレインスリープピローは見た目の通り通気性が抜群にいいんです。
ブレインスリープピローに枕を変えて最初に感動したのは「頭が寝汗でべたついていない！」ということ。
人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかく、というのは有名な話ですが、筆者は特に夏場は寝汗をよくかいており、寝起きの気分は爽快とは程遠いものでした。
ブレインスリープピローで寝始めてから、この寝汗による寝起きの気持ち悪さは解消できました。体の方は相変わらず汗をかいているのですが、頭がさらっとしている感じがしているんです。
寝汗に悩んでいる方はこのような通気性抜群な枕が向いています！
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純正カバーが高すぎる
ブレインスリープピローの純正カバーは1枚4,400円(税込)。枕本体にカバーが1枚付属していますが、毎日替えるとなると3枚はカバーがほしいところ。
ですが、4,400円のカバーを3枚買えば1万円を超えてしまい、とても揃えられません。
ということで私は楽天で安いコットン素材のカバーを購入しました。純正カバーでなくても通気性に差は感じませんでした。
髪の毛の摩擦が起こりにくいシルク素材の枕カバーの購入も検討しましたが、通気性を損ないそうだったのでコットン100%のカバーを選択して正解でした。
ブレインスリープピローが向いている人
以上が、ブレインスリープピローを2年間使った私のリアルな感想です。
この経験から、ブレインスリープピローが向いている人は下記の通りです。
- 睡眠の質を向上する手段を高級寝具だけに頼らない人
- 枕のお手入れをとにかくラクにしたい人
- 枕選びに時間をかけたくない人
- どちらかというと高反発の枕が好きな人
- 寝汗に悩んでいる人
ブレインスリープピローはオーダーメイドの枕ではありませんが、どんな頭の形でも無数の繊維が柔軟にフィットしてくれるので、「自分にどんな枕があうかわからない」と枕探しに四苦八苦している方にもおすすめです。
ブレインスリープピローが向いていない人
逆にブレインスリープピローが向いていない人は下記の通りです。
- 低反発枕が好きな人
- 枕の高さにこだわりがある人
ブレインスリープピローは深く沈み込むタイプの枕ではないので、低反発枕のように包み込まれる寝心地を求める方には向いていないです。
また、ブレインスリープピローは購入時に高さを「LOW」「STANDARD」「HIGH」の3種類から選ぶことができますが、それ以上の高さ調節はできません。枕の高さにこだわりがある方は、同じタイプの枕かつ細かい高さ調節が可能なエアウィーブのほうが向いているでしょう。
私は枕の高さにこだわりがない＆使わないシートがあった場合収納場所に困りそうだったので、シンプルなブレインスリープを選びました！
まとめ
ブレインスリープピローだけで睡眠の質を向上することは難しいですが、枕のメンテナンスをラクにできたり、長く使用できることから私は3万円の価値があると感じています。
検討の参考になれればうれしいです！
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