2025年シーズン、初めての遠征旅はずっとずっと行きたかった「ほっともっとフィールド神戸」!!
今回は埼玉西武ライオンズを応援する東京住み3人家族(親2人と1歳児)が、ほっともっとフィールド神戸へ1泊2日の遠征旅行をした記録をシェアします。
移動手段やホテル、球場のビューや注意点など、初めてほっともっとフィールド神戸に行く方の参考になるかと思いますので、ぜひぜひご覧ください。
・小さい子供連れでのほっともっとフィールド神戸遠征の旅程が分かる
・ほっともっとフィールド神戸遠征時のおすすめホテルが分かる
東京からの移動手段は新幹線をチョイス
まず東京から神戸への移動手段を考えねばなりません。移動手段は主に下記の2つです。
- 飛行機を使う
- 自宅から羽田空港まで移動(約1時間)
- 羽田空港から新神戸空港までフライト(約1時間15分)
- 新神戸空港からポートライナーに乗車し、「三宮」で下車(約18分)
- 三宮から神戸市営地下鉄に乗り換え、「総合運動場公園」で下車(約21分)
- 移動費用:片道約15,000円/人前後(飛行機の時間によって前後)
- 移動時間:約4時間(空港へのチェックインや乗り換えの移動時間を加味)
- 新幹線を使う
- 自宅から東京駅まで移動(約45分)
- 東京駅から新神戸駅まで新幹線(のぞみ)で移動(約2時間40分)
- 新神戸駅から神戸市営地下鉄に乗車し、「総合運動場公園」で下車(約25分)
- 移動費用:片道約15,890円/人前後(早割などを使えばもう少し安くなる)
- 移動時間:約4時間
飛行機で移動しても、新幹線で移動しても移動時間や費用はそこまで大きな差は無かったので、「便の本数がたくさんあって時間の調整がしやすいこと」、「新神戸駅直結のホテルが便利そうなこと」が決め手になり、我が家は新幹線で移動することに決めました!
あえてベビーカーを持っていかず抱っこ紐を2個使い
新幹線での移動で東京駅に行かなければいけないことや、神戸に到着してからの観光はそこまで広範囲に移動しないことから、今回の旅行では身軽に行けることを優先し、ベビーカーを持っていかないことにしました。特に東京駅はエレベーターを探すだけで時間を食いますからね...。
もしベビーカーが必要になったとしても、新神戸駅でベビーカーをレンタルできることもベビーカーを置いていく後押しになりました。
ベビーカーを持っていかない代わりに抱っこ紐は、移動用とがっちりした抱っこ紐と、寝かしつけ用の軽くてコンパクトな抱っこ紐の両刀使いで対応しました。
がっちり抱っこ紐は前向き抱っこやおんぶもできる「nuna カドルクリック」
寝かしつけの時や新幹線の車内では、軽くて手軽に使える「エアリコ」の抱っこ紐を使いました。
新神戸駅直結のホテルへチェックイン

宿泊したのは「ANAクラウンプラザホテル神戸」。新神戸駅直結で雨でも濡れずに駅からホテルまで移動できます。
このホテルを選んだ理由はアクセスが抜群ということもありますが、「部屋が広いこと」「安心のANAブランドである」こともポイントです。子連れでなければ安いビジネスホテルで全然いいのですが、歩き始めたばかりの1歳児は歩くことが大好きなので、ホテルでも歩き回ることができる(体力が消耗できる)ホテルを探していました。
結果大正解!ホテルのお部屋は31㎡の「スーペリアキングダブル」にしたので、息子がぐるぐる歩き回っても窮屈に感じなくて最高でした。
お部屋からの景色は新神戸駅を眼下に望めて新緑の山も綺麗でした。

チェックイン時には子供用のアメニティをいただきました。

おむつ入れ袋、歯ブラシ、ボディソープ、ガーゼハンカチが入っています。赤ちゃん用のボディソープって旅行の時持ち運びに困るのでホテル側で用意してくれるのは助かりますよね。
子供に優しいホテルだからなのか、宿泊客も子供連れのファミリーが多くいらっしゃいました。
なお、ベビーベッドも貸し出しをしてくれますが、1歳未満の子供が対象だったので今回は借りることができませんでした。キングサイズのベッドで親が両脇で子供を挟む形で寝ました。広々としたベッドだったので窮屈に感じることはありませんでした。
ライオンズの選手がこのホテルに宿泊していた...!
これはホテルに宿泊した翌日に偶然知ったのですが、ANAクラウンプラザホテル神戸はライオンズの選手も宿泊していたんです。
ハーブ園から戻り、ホテルのロビーで帰りの新幹線の時間までのんびりしていたら、球団職員らしき人が入り口近くで待機しており、「もしかしたら...?」と思っていたら、ライオンズの選手たちがぞくぞくとエレベーターから降りてきました。
もちろん近寄ることはしませんでしたが、ロビーからでも選手の顔がはっきり見えたので大満足!意外とおかわり君がちっちゃく見えるな~とか、西川選手がほんとにほんとにイケメンだな~とか、私と夫でヒソヒソ会話していました。
いざほっともっとフィールド神戸へ

ホテルを出て新神戸駅から市営地下鉄で約30分、「総合運動公園駅」で降りたらすぐそこに「ほっともっとフィールド神戸」があります。
ちなみに新神戸駅は三宮の1つ手前の駅なので、座席に座れる確率がかなり高いのです。私たちも余裕でこれは地味にうれしいポイントでした。
内野B指定席からのビュー

今回チケットを取った座席は3塁側の内野B指定席。Nブロック21段でした。

お気づきでしょうか?この球場、なんと内野席の防球ネットが無いんです。
防球ネットが張ってあるのはネット裏の座席のみ。ネットが無い内野席から見る野球観戦はとにかく視界がクリアで見やすさが抜群!フェンスの高さもそこまで高くないので、前の方の座席を取ったとしても見づらさは感じにくいのではないかと思われます。
普段通っているベルーナドームの防球ネットはワイヤーが細く目立ちにくいですが、防球ネットが無い景色と比べると見やすさはやはり無い方が勝ります。

神宮やベルドのようにブルペンがファールゾーンにあり、客席からブルペンの様子を見ることができるのもうれしいですね。
通路が狭いのに飲食店があるからカオス
貴重な神戸開催の試合ということもあって、とにかく人、人、人の大混雑!
球場内に入るまでの階段や通路は広いのですが、入場すると通路が狭い上に売店まであるので、売店の並び列と通路を行き交う人がごった返しでなかなかのカオス状態。
混雑の様子を撮影したかったのですが、あまりに人が多く、みんな足早に歩くので足を止めることができず撮影は諦めました。

上のマップを見ると分かる通り、内野側に飲食店が集中していることもあり、人がかなり溜まります。
外野席に座る場合は一番外側のゲート(17、18番ゲート)から入場するのが賢明です。内野席の場合はチケットに一番近い入場ゲートが記載されていますが、ぶっちゃけどのゲートから入っても同じぐらい混雑しています。
グルメを楽しむ余裕が無かった
球場で野球観戦をするときの楽しみといえば、球場メシを堪能すること!ほっともっとフィールドでもいろんなグルメを楽しもうと思っていたのですが、前述の混雑でどの飲食店も長い待ち列ができていたので、並ぶことを諦めざるを得ませんでした。
また、「これは並んでも食べたい!」と思うほどおいしそうなグルメが、看板を見ただけでは見つかりませんでした。
購入したのは牛ぼっかけ入りの焼きそばと唐揚げの2つのみです。おいしかったですが、普段ベルーナドームのグルメを食べ慣れてしまっているので、「まぁ球場のご飯ってこんなもんだよね」という感想でした。
もう少し早く、例えば開場直後に入場すれば、もう少し飲食店に並ぶ余裕があったかもしれません。
3塁側内野席は花火が見れないので注意!

ほっともっとフィールド神戸での楽しみといえば、5回裏終了後に開催される打ち上げ花火!
野球場で花火が見られるなんて特別ですし、なんだか得した気分になりますよね。そこで大事なのは見切れない席を確保すること。
ほっともっとフィールド神戸で花火を見たい場合は3塁側内野席は避けましょう。3塁側の内野席が見切れ席に該当します。
バファローズの公式HPでは「※スタジアムの構造上、三塁側の一部の座席に花火が見えない席がございます。」と記載がありますので、確実に花火を見たい場合は1塁側の座席を確保することをおすすめします。
3塁側は西日に注意

これは開催時期にもよりますが、我が家が観戦した5月末のナイターゲーム(18時試合開始)では、試合開始時は日が沈み切っていなかったため、試合前半で西日が視界に入ってしまい眩しかった時間がありました。時間にして30分くらいだったと思います。
ほっともっとフィールド神戸では前述のとおりほぼ毎回花火が打ちあがるので、ナイター開催が多いかと思います。ナイター開催ですと必然的に西日に襲われる時間が発生するので、3塁側の座席で観戦する場合はサングラスなど各々対策をするのが良いでしょう。
延長突入の雰囲気...最後まで見たいけど子供が限界なので退散
観戦した試合は投手戦となり、試合はサクサク進みました。これは最後まで試合が見られそう!と思ったのですが、結局決勝点が両方のチームに入らないまま9回に突入しました。
このあたりで寝ていた子供が起きてしまい、まだ眠いよ~とぐずり始めました。9回表でライオンズが得点できなかったのを見届けて、名残惜しいですが球場を後にしてホテルへ帰りました。決してサヨナラ負けを見たくなかったからではありませんよ、ええ。
ホテルの朝ごはんには投資した方がいいと再認識

ANAクラウンプラザホテル神戸に宿泊するなら、ぜひ朝食ブッフェ付きプランを予約してください。いいホテルの朝食は課金して損はないです。
このブッフェ、ライブキッチンが卵料理だけでなくお茶漬け・おにぎりのコーナーがあるんです。和食のライブキッチンって珍しいですよね。

おにぎりの具は4種類!どれもコンビニや家ではなかなか食べられない具材の組み合わせ。

いただけるお茶漬けはみんな大好きな鯛茶漬け。のりとわさびはセルフサービスで好きなだけトッピングできるのがうれしいですね。

1歳の息子はワッフルがとても気に入り、3つも食べきりました。ブッフェ用の小さめサイズも赤ちゃんにはちょうどよく、カットする手間が省けるので楽でした。
ちなみに使っている食事エプロンは洗濯機・乾燥機OKなこちら↓保育園用として購入しましたが、布タイプでコンパクトなので旅行にも重宝してます。
ホテルからすぐ乗れるロープウェイでハーブ園へ

ANAクラウンプラザホテル神戸の裏側には、神戸布引ハーブ園に行けるロープウェイ乗り場があります。ホテルチェックアウト後から帰りの新幹線までの時間つぶしに絶好の観光スポットです。

朝9時近くにロープウェイ乗り場に到着しましたが、すでに多くのお客さんが並んでいました。事前のチケット購入がオンラインで可能ですが、オンラインで購入したチケットを確認する場所と、チケット売り場の場所がほぼ同じで途中まで同じ並び列なので、あまり時間短縮の効果は無いです。
ロープウェイは4人乗りで、違うグループの方と相乗りになりました。息子は人生初のロープウェイで、少し緊張していたように感じます。

ロープウェイは途中で下車するポイントがありますが、とりあえず終点の山頂まで登ってみました。山頂からは神戸の港の景色を望むことができ、絶景でした。

ハーブ園という名前ですが、きれいなバラや色とりどりのお花がいっぱい!探索活動が大好きな息子も喜んでいました。

ベンチも多く設置されており、休憩スポットが多くてありがたかったです。
このハーブ園でたくさん歩いたり、植物を触ったりして体力を使ってくれたおかげで帰りの新幹線では2回ほど昼寝をして、トータル1時間半寝ることができました。
まとめ
1歳の息子との神戸旅行は、無理しない範囲で旅程を組みましたので、野球観戦以外の観光は限られた範囲内ですが、その分ホテルでゆったり過ごしたり、ハーブ園で思いっきり遊ぶことができました。
肝心のほっともっとフィールド神戸は混雑を甘く見ていたので、球場内を100%楽しむことはできませんでしたが、防球ネットが無い球場で見る野球は格別で、とても良い体験ができました。
子供がもう少し大きくなったら、ぜひリベンジして、グルメや球場周辺施設をたくさん楽しもうと思います。