今回は内野席の中でも平均的な価格帯で、内野指定席Bと200円しか変わらないのにバッターボックスにグンと近づけるコスパ良好な座席、内野指定席Aを徹底解説します。
・ベルーナドームの内野指定席Aに座る際の注意点が分かる
・ベルーナドームの内野指定席A周辺のおすすめグルメがわかる
・ベルーナドームの内野指定席Aがおすすめな人が分かる
内野指定席Aの場所

ベルーナドームの内野指定席Aは内野指定席Sと内野指定席SSの上段エリアに位置しています。一番最初に座席が確保できるファンクラブ先々行抽選で内野指定席Aを指定すれば、内野指定席SSエリアの上段の席を確保できる確率が高いと思います。
内野指定席Aからのビュー



内野席の中でも高級ランクの内野指定席S,SS席の上段というだけあって、バッターボックスの近さを感じます。
ベルーナドームは外野席からネット裏にかけて徐々にグラウンドとの高低差が生まれる設計のため、ネット裏エリアに近い内野指定席Aは比較的グラウンドを高い位置から見る座席ではあるのですが、グラウンドが遠いとは感じにくいです。
ベルーナドームは他球場とは違い、1階席、2階席、3階席といった区切りがありません。神宮球場と同じ構造ですね。階を区切らないことで余計な高さが生まれず、どの座席から見てもグラウンドへの近さを感じやすく野球が見やすいのがベルーナドームの大きな魅力です。


迫力ある外野の応援団の応援も全体的に見ることができるので、フラッグを振るときの美しさは格別です。また、ベルーナドームのビジョンはかなり大きく映像も鮮明なため、内野席からでもかなり見やすいですよ。
内野指定席Aの注意点
ここからは内野指定席Aの注意点を3つご紹介します。
座席へ向かうときはドーム内通路を利用するべし

内野指定席Aに向かうときはメインコンコースではなく、外野席エリアからドームの中に入って通れる通路を利用しましょう。
メインコンコースとはドームを外周でぐるっと囲んでいる通路で、グルメ屋台がずらりと並ぶ通路です。


メインコンコースにグルメが売ってるお店が集中してるなら、自席に向かいつつグルメを物色できて便利じゃない?

グルメを選んだり買ったりしながら自席に向かえるのは確かに便利なんですが、実は大きな落とし穴が...!
便利なメインコンコースを通ることをおすすめしない最大の理由が「傾斜」です。
このメインコンコース、外野からネット裏にかけて思いっきり坂になっています。最初は緩やかな坂かな~と思えるのですが、外野エリアを通り過ぎるあたりで牙をむき始めます。

もう1回内野指定席Aからのビュー写真を見直しましょう。向かい側1塁側の座席エリアを細目で見てください。外野エリアからネット裏エリアにかけてどんどんグラウンドから高い位置の座席が増えて、傾斜が生まれているのが分かります。
メインコンコースはこの傾斜の影響をもろに受けており、基本坂道なのです。ずっと坂道なんです。平坦な道は頂上のネット裏エリアの数十メートルといったところでしょうか。
内野指定席Aはネット裏エリアに近めの座席です。メインコンコースを通って内野指定席Aまで歩くということはつまり、この傾斜の坂道を長距離移動する必要があるということ。

1回くらい余裕じゃない?と思うじゃないですか。10代、20代はいいかもしれません。30代からきつくなってきます(普段デスクワーク中心の運動不足OLの体感値です...)。
それに比べてドーム内の通路はというと...

どこまでも平坦~!!傾斜なんて一ミリも感じません。小さいお子様、足腰が弱っているお年寄りの方、運動不足の社会人、みんなに優しい設計です。
反対車線との区切り線等はなく、外野からネット裏に向かう方向、ネット裏から外野に向かう方向、どちらも共通の通路を使いますので、混雑はしがちですが、大人二人が余裕ですれ違える幅はあります。
グルメのモバイルオーダーは使えない

ベルーナドームでは座席にいながらグルメを注文し、席まで持ってきてくれる「ライオンズグルメ モバイルオーダー」というサービスがあります。ドーム版Uber Eatsですね。
座席にいながらグルメをオーダーできるので、移動もなし、並ぶ必要もなしでとても便利なサービスなんですが、残念ながら内野指定席Aはモバイルオーダーの対象座席ではありません。
内野指定席Aは飲食店屋台が並ぶメインコンコースに近いエリアですので、グルメは買いに行きやすい座席です。また、ネット裏エリアとの境界には
- ベルーナドーム名物のピザ(3塁側)&ケサディーヤ(1塁側)のお店
- 丼ものやバーガーなどメイン系のお店
- ドリンク&おつまみ系のお店
- ドリンク&パフェのお店
これら4店舗がそれぞれのフロアに縦並びで構えており、階段の上り下りで多くのジャンルのグルメを購入することができるので、内野指定席Aに座ったときは、ネット裏エリアとの境界にある飲食店を使うと便利です。トイレや授乳室もあります。

獅子ビルが遠いので暑さ・寒さ対策は必須(特に1塁側)

ベルーナドームには3塁側外野近くに獅子ビルという屋内施設があります。こちらの獅子ビル、屋内のためもちろん冷暖房完備。
ベルーナドームはドームという名前がついていながら、壁が無い屋根だけつけた詐欺ドームのため、夏はサウナ、冬は雪山という自然共生(強制)ドームなのです。
そんなドームなので冷暖房完備の施設はもはや砂漠の中のオアシス。体調管理のためにもぜひ使いたい施設なのですが、3塁側外野付近の施設なので、特に1塁側の内野席の方はアクセスしにくいのがかなりのネックポイント。3塁側の内野指定席Aも距離があるといえばありますが全然移動できる距離です。問題は1塁側なのです。
1塁側の内野から獅子ビルに行くには、「3塁側の外野目指してひたすらドーム内通路を歩く」か、「メインコンコースを歩いてネット裏エリアを通過して3塁側まで歩く」かの二択です。個人的には坂道が少ない前者が疲れにくくておすすめですが、それなりに歩くので往復するだけでも疲れます。
内野指定席A周辺のおすすめグルメ
内野指定席A周辺のおすすめグルメをいくつかご紹介します。
エルズクラフトのピザ(3塁側)

ベルーナドームと言えばピザ!本格的な窯焼きピザが野球場で楽しめてしまいます。香ばしい香りに程よい大きさでぺろりと食べきってしまいます。
とても有名なピザなので、試合前はかなり混雑しています。ピークを避けるおすすめの購入タイミングは、開場直後と試合開始後。試合が始まると座席に着席している人が多いかつ、買い足すとしてもおつまみやポテトなどを買いに行く人が多いので狙い目です。このピザは直径15センチくらいの小ぶりのピザなので、メインものを食べていたとしても二人以上でシェアするのであれば余裕で食べられます。
2026年現在、ピザの味は「10種のチーズ」「5種のチーズ」「グリルトマト」「シーザーサラダ」の4種類。数年前は4回裏が終わったくらいのタイミングでデザートピザを販売していたのですが、2年くらい前から販売が無くなってしまいました。復活を切に願います。
L's MEXICOのケサディーヤ(1塁側)

ベルーナドームの新たな名物になろうとしているのがこちらのケサディーヤ。
タコスの薄い生地にチーズやお肉を挟み込んで焼いた料理です。たっぷりのチーズがジャンキーでそそられますね。メキシコ料理のお店らしくテキーラも飲めます!
こちらもピザ同様大人気のお店です。試合前は基本混雑するので、開場直後か試合開始後に買いに行くのが良いでしょう。
L's Kitchen CAFÉ & DESSERTの外崎選手プロデュースパフェ

ライオンズのセカンドといえば外崎選手。コミカルな表情や仕草(本人は無意識)が特徴でYoutubeでも特集が組まれるほど大人気の選手です。
そんな外崎選手がプロデュースした「外崎修太のほほえみ桃抹茶」パフェがとってもとってもおいしいんです。
このパフェが売っている「L's Kitchen CAFÉ & DESSERT」では、源田選手、隅田投手プロデュースのパフェも売っており人気なのですが、私個人としては断トツで外崎選手のパフェがおいしいです。
抹茶アイス、抹茶ブラウニー、抹茶プリン、抹茶ホイップと抹茶尽くしの中身に、ごろっとした白桃がさわやかでいいアクセントになっています。抹茶と桃という珍しい組み合わせですが、これがうまいのなんの。デザートに迷ったらぜひこちらのパフェを食べてみてください。大きそうに見えますが、ぺろりといけちゃいます。
100時間カレー(1塁側メインコンコース)

1塁側のメインコンコースの奥側、まさに内野指定席Aエリアの真上にあるお店です。店名の通り全調理工程で100時間以上かけて作られたカレーなんだそう。
かなり煮込まれたであろうカレーは、まるでデミグラスソースのようなコクと深みがあります。野球場でこんな本格的な洋食カレーが食べられるのは珍しいのではないでしょうか。
ちょっと変わったカレーが食べたいときにおすすめです。
埼玉食堂(3塁側メインコンコース)

店名から埼玉らしさを感じるこちらのお店では、店名どおり埼玉名物グルメと栗山選手がプロデュースした中華丼が食べられます。

こちらが栗山選手プロデュースの中華丼。写真で見ると「あれ...?具、少なくない?なんか...しょぼくない...?」と思うじゃないですか。
...え~っとですね。この日はおそらく店員さんの盛り付けの調子が良くなかったんでしょう。

過去に食べたときの中華丼の写真を見返しても、こんなに先ほどの写真ほど、その、なんというか、残念な感じは無かったというか...。
見た目はその日によってのガチャかもしれませんが(マイナスプロモーション過ぎる)、味はとにかく優しくてほっとするおいしさが魅力です。野菜もごろごろと入っていて、私が食べたときはカブが食べ応えのある大きさでカットされて、ジュワっとした甘みが美味でした。
いや、本当においしいんですよ、この中華丼。使われている野菜は全て埼玉県産という、ライオンズ一筋の栗山選手らしい埼玉愛にあふれたグルメなんです。久しぶりに食べたときにたまたまショボく見えちゃう盛り付けだっただけなんだと思うんですけどね。
埼玉らしいグルメを食べたいな~という方にぜひおすすめです。
内野指定席Aがおすすめな人
最後に内野指定席Aがおすすめな人のニーズをご紹介します。
コスパがいい内野席に座りたい人
せっかく野球観戦するならバッターボックスや投手を近くで見たい
どうせ現地観戦するならコスパがいい座席を探している
内野指定席Aに座ると、バッターと投手の対戦の様子が見やすく、野球観戦の満足度が上がります。内野席の中でも内野指定席Bとは200円しか変わらないくらい平均的な価格の座席なので、「コスパがいい座席」の一つと言えます。
なお、とにかくグラウンドに近い方が満足度が上がる!という人は内野指定席Bの方がコスパがいいと感じるでしょう。内野指定席Bは外野席のお隣のエリアですが、グラウンドが近く、席によってはブルペンをかなり間近で見ることができます。
ファミリーで落ち着いて内野席に座りたい人
子供が小学生で集中して野球が見れるようになったから大人も落ち着いて楽しめる席に座りたい
子供がいつでもトイレに行きやすく、飲み物も買いやすい座席に座りたい
ベルーナドームはファミリーに優しい球場ということもあり、どの座席でも多くの子供が座っているので、一概にここはファミリーにおすすめ、ここはファミリーに向かない、という座席はありません。(子供の年齢によっては避けた方が無難という座席はありますが)
内野指定席Aがどんなファミリーにおすすめか、強いてラベリングするのであれば、ネット裏エリアに近めのちょっといい内野席ではあるので、座席にある程度の間じっと座っていられる年齢のお子さんであれば、大人も離席する時間が少なく、楽しみやすい座席ではないかなと思います。
小さい子供の場合、長時間同じところでじっとしていられないのでどうしても座席から離席しがちになります。いい座席を取ったのに、集中して野球が見られないとやっぱり悲しくなっちゃいますよね。
とはいえ、私たち家族は2歳の子供といっしょに内野指定席Aに座りましたが、子供はかなり野球の雰囲気を楽しんでくれて、ドーム内施設をあちこち遊びまわりながらも座席には30分以上座ることが2回はできたので、親も満足できる現地観戦体験ができました。ですがこれは、私たち家族が何回も子連れでベルーナドームに行った経験があり、慣れもあるでしょう。
未就学児を連れての初めてのベルーナドーム観戦の座席として、内野指定席Aは正直おすすめはしません。授乳室・オムツ替えエリアを完備している獅子ビルから遠いことが最大の要因です。未就学児連れのベルーナドームデビューは、3塁側の内野指定席Cかメインコンコース寄りの外野指定席Aがおすすめです。

